第9回CoderDojo静岡・開催報告

2019年3月3日(日)第9回CoderDojo静岡を開催しました。

会場はいつもと同じ静岡市番町市民活動センターです。

今日は朝から雨がパラパラと降っていて少し肌寒かったのですが、今回も多くのみなさんが参加してくださいました。

今回は初めて参加のニンジャ(CoderDojoでは参加する子どものことを「ニンジャ」と呼びます)が5名、2回目以降のニンジャが16名、保護者が8名、チャンピオン・メンターが4名、見学者2名、ゲスト1名。合計36名の参加でした。

今回は特別ゲストとして早稲田大学の鈴木遼氏が参加してくださいました。ご自身が開発されたSiv3D for Kidsという子供向けのプログラミング学習環境を展示していただき、ニンジャたちも興味津々。「Scratchよりサクサク動く」「キャラがかわいい」「色を選ぶパレットがいい感じ」「操作性がいい」と、とても好評でした。今後、さらに改良を重ねていくということですのでとても楽しみです。

 

また、初めて参加されたニンジャにはいつものようにCoderDojo静岡の説明をした後、Scratchを使って一緒に簡単なプログラムを作りました。初めてプログラミングに触れた低学年のニンジャも、とても理解が早く子どもの理解力、知識の吸収力に改めて驚かされました。

  

参加2回目以降の常連ニンジャたちがプログラミングを楽しむ「わいわいコーナー」では、黙々と自分の作品を作ったり、友達と自分の作品を見あったり、思い思いにプログラミングを楽しみました。

後半はいつものように発表タイムです。今回は8人のニンジャが自分の作品を発表してくれました。CoderDojo静岡のニンジャ達の作品の一部は「CoderDojo静岡のスタジオ」で公開されています。ぜひ御覧ください。

Siv3D勉強会in静岡

そして午後はCoderDojo静岡主催で、学生さん~大人を対象に、Siv3D勉強会を開催しました。

現在オープンソースで開発されているOpenSiv3Dはゲームやメディアアートなどグラフィカルなアプリケーションを、C++というプログラミング言語(実行速度が速いのが特徴)で簡単に開発できるフレームワーク(仕組み)です。

今回は開発者である鈴木遼氏による勉強会です。県外からの参加者を含む13人の方が参加しました。

また最年少は、なんと小学5年生。ちょっと高度な内容だったと思いますが、お母さんのフォローのもとしっかりとついてきました。

Siv3Dを使えば、ブロック崩しなどのゲームや、音楽を自在に鳴らしたり、画像を自在に動かしたりといった本格的なアプリを、従来の方法に比べて簡単に作ることができます。

「簡単」と言っても、プロが使う本格的なプログラミング言語です。大人でも勉強を重ねてやっと使うことができるようになるものです。そろそろScratchを卒業したいという小学校高学年~中学生以上のニンジャなどはぜひチャレンジしてみるといいかもしれませんね。

Siv3Dの使い方、C++言語に興味のある方は、ぜひメンターまで聞いてみてください。C++については鈴木さん書かれた「冒険で学ぶ はじめてのプログラミング」という本がとても参考になり、おすすめです。

みなさんのチャレンジを期待しています!

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